▶ 【9日目】覚えておくべき関数:初級【IF / AND / OR】

初級編の最後は、最も実用性が高く使用頻度も高いIF関数です。

「もしも◯◯だったら☓☓、そうではなかったら▲▲」

口ずさみながら関数を組むと分かりやすいはずです。

テンプレート作成、管理表作成など様々なスプレッドシートに使用でき、
IF関数を使いこなせるようになるだけで、スプレッドシートで出来ることが大きく広がるでしょう!

わかりやすく説明していますので覚えておいて下さいね!

目次

IF関数とは

設定条件によって処理を分岐させる関数

IF(論理式,真の場合,偽の場合)

真の場合とは、論理式が成立したらとおぼえておきましょう!

IF関数で組み合わせて使うAND関数、OR関数とは

複数の論理式を全て満たしていればという場合に使用

IF(AND(論理式A,論理式B),真の場合,偽の場合)

日本語でいうと「なおかつ」です。

もしも◯◯が▲▲、なおかつ■■だったら、★★、そうではなかったら◆◆

複数の論理式を1つでも満たしていればという場合に使用

IF(OR(論理式A,論理式B),真の場合,偽の場合)

日本語でいうと「あるいは」です。

もしも◯◯が▲▲、あるいは■■だったら、★★、そうではなかったら◆◆

IF関数は複数条件で組むことも可能

「もっと条件を付け加えたい!」という時ってありますよね。

例えば、「納品数ごとに報酬アップさせたい、29納品までは単価50円、30~49納品までは単価60円、51~79納品までは単価70円、80~99件までは単価80円、それ以上は単価90円で計算した額を表示をさせたい」という場合。※A1に納品数が記載されているとします。

=IF(A1<30,A1*50,IF(A1<50,A1*60,IF(A1<80,A1*70,IF(A1<100,A1*80,A1*90))))

↑を日本語で説明すると、

もしもA1が30以下だったら(30は含めない)、A1に50かけるよ!
もしもA1が50以下だったら(50は含めない)、A1に60かけるよ!
もしもA1が80以下だったら(80は含めない)、A1に70かけるよ!
もしもA1が100以下だったら(100は含めない)、A1に80かけるよ!
それ以外はA1に90かけるよ!

このように、複数組み合わせることも可能です。可能性は無限ですね!

IF関数の使用例

  • 指定列が空欄の場合は、空欄にしたい
  • 落札数、納品数等で単価が変わる表を作成したい
  • データ入力規制のチェックボックスにチェックが入ったら〇〇したい ・・・etc

実践動画

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